
応用情報を受けようと思ったけど、本番まであと少ししかない…今からでも間に合うかな?



2026年からCBT方式になって『科目A・科目B』に変わったらしいけど、パソコンでの長文問題ってどう対策すればいいの?
後期試験に向けていよいよ残り3ヶ月前後となってくるこの時期。試験が近づくにつれて、こんな不安や焦りを感じていませんか?
仕事や家事に追われる社会人にとって、まとまった勉強時間を確保するのは本当に大変ですよね。
こんにちは!サメのパーカーのアイコンでおなじみ、当ブログ「IT-SHARK」の管理人で現役PMのさめじんです。
私は過去15年ほどのシステムエンジニアやPMとしてのキャリアの中で、激務の合間を縫って完全独学で10個以上の国家資格を取得してきました。
その経験から断言できるのは、応用情報は「残り期間から逆算したスケジュール戦略」さえ間違えなければ、今からでも十分に一発合格を狙えるということです。
本記事では、最新CBT形式(科目A・科目B)に完全対応した勉強法に加え、以下の内容を出し惜しみなくお伝えします。
- 残り半年・3ヶ月・1ヶ月前の時期別・独学スケジュール
- 資格10冠の過程で痛感した「絶対にやってはいけないNG勉強法」
- 限られた時間で合格ラインへ持っていくおすすめ参考書
- タイパ最強の通信講座(スタディングなど)の活用術
応用情報がCBT化!「科目A・科目B」への変更点と対策


2026年度から、応用情報技術者試験(AP)は従来の紙の試験から、パソコンで受験する「CBT方式」へと完全移行しました。それに伴い、試験の名称も「午前・午後」から「科目A・科目B」へとリニューアルされています。
これから受験する人が絶対に知っておくべき変更点と、最新の対策方法を整理しましょう。
午前・午後から「科目A・B」へ。紙からPC受験への変更による影響
まずは試験の基本情報のおさらいです。名前や受験方式は変わりましたが、試験時間や出題ボリューム自体は従来と大きく変わりません。
- 科目A(旧午前):150分 / 多肢選択式(四肢択一) / 80問出題・80問解答
- 科目B(旧午後):150分 / 記述式 / 11問出題・5問選択して解答
科目Aに関しては、画面上で4つの選択肢からクリックして選ぶだけなので、紙のマークシートよりもむしろ解答しやすいと感じる人も多いでしょう。マークミスの心配もありません。
問題は、次に解説する「科目B」への対策です。
最大の壁は健在!PC画面で長文を読み解く「科目B」の注意点
応用情報技術者試験において、多くの受験生が挫折する最大の壁が「旧午後試験」こと「科目B」です。150分という長丁場で長文を読み解き、適切な答えを記述式で解答する必要があります。
CBT方式になったことで、これまでの紙の試験とは全く違う難しさが生まれました。
- 問題文への書き込みができない
紙の試験のように「重要なキーワードに線を引く」「余白に図解をメモして整理する」といった工夫がPC画面ではできません。頭の中だけで情報を整理する力がより求められます。 - 画面のスクロールで視線が迷子になりやすい
「設問」と「問題文の該当箇所」を行き来する際、画面を上下にスクロールし続ける必要があり、紙をめくるよりも情報を把握しづらく、目も疲れやすくなります。 - キーボードでのタイピング解答
記述式の解答はすべてキーボード入力です。長文を打つわけではありませんが、手書きとは違う焦りが生まれることがあります。
独学合格には「残り期間からの逆算」が必須な理由


応用情報技術者試験は、ITパスポートや基本情報と比べても出題範囲が圧倒的に広く、求められる知識の深さも一段上がります。だからこそ、やみくもにテキストの1ページ目から読み始めるのは非常に危険です。
確実に一発合格を狙うなら、「本番試験日から今日までの残り期間」を正確に把握し、そこから逆算してスケジュールを立てることが絶対に欠かせません。
合格に必要なトータル勉強時間は「約200〜500時間」
一般的に、応用情報技術者試験に合格するために必要な勉強時間は、現在のあなたのITスキルによって大きく変わります。
- 基本情報技術者試験(FE)の合格者・IT実務経験者:約200時間
- IT初学者・非エンジニア職:約500時間
例えば、実務経験者が「200時間」を確保する場合、残り半年(約180日)あれば「1日1時間ちょっと」で済みますが、残り3ヶ月(約90日)だと「1日2時間強」のペースが必要になります。
まずはこの「トータルで何時間必要か」という現実の数字と、自分の「残り期間」をすり合わせることから始めましょう。
現役PMが実践する!ブレない学習計画の立て方と進捗管理のコツ
社会人の勉強において最大の敵は「想定外の残業」や「急な予定」です。
私自身、日々の業務に追われる時期であっても資格試験の勉強を継続できたのは、「バッファ(予備日)を持たせた逆算計画」を立てていたからです。
- 週に1日は「何もしない日(調整日)」を作る 平日できなかった分をリカバリーするための日をあらかじめ設定しておきます。順調に進んでいれば、その日は完全な休日にしてリフレッシュにあてます。
- 学習を「タスク化」して小さく刻む 「今日は2時間勉強する」ではなく、「今日はネットワークの第3章を終わらせる」「過去問を10問解く」といった具体的なタスクに落とし込みます。
- 連続記録をモチベーションにする 1日5分、スマホで過去問を1問解くだけでも「勉強した」とカウントします。途切れない記録は最大の自信に繋がります。私自身、日々の語学学習などを900日以上連続で達成していますが、この「小さくても毎日続ける」習慣が本番での最強の武器になります。
【残り半年】確実な合格を狙う!基礎固めと科目A対策のスケジュール


本番まで6ヶ月(約180日)ある場合、最も理想的なペースで学習を進めることができます。この時期は焦らず、IT全般の「基礎固め」と「科目Aの知識定着」に特化しましょう。
最初の2ヶ月はテキストでの「インプット」に全集中
最初の2ヶ月は、分厚い参考書を1〜2周通読することに専念します。
ここで重要なのは「すべてを暗記しようとしないこと」です。応用情報は出題範囲があまりにも広いため、最初から完璧を目指すと必ず途中で挫折します。
スキマ時間を活用した「科目A」過去問の反復演習
テキストをある程度読み終えたら、すぐさま「科目A」の過去問演習に入ります。科目Aは過去問からの流用が非常に多いため、「いかに多くの過去問に触れ、正解以外の選択肢の意味まで理解したか」が勝負の分かれ目です。
机に向かえる時間はもちろんですが、通勤電車や昼休みなどのスキマ時間をどれだけ活用できるかが、忙しい社会人が独学で勝ち抜くための鍵になります。
スキマ時間にはスマホでの学習が圧倒的に効果的です。重いテキストを持ち歩きたくない場合、動画講義とWeb問題集がスマホ一つで完結する『スタディング』などの通信講座を活用するのも、タイパ最強の選択肢の一つです。
「効率よく学習できる環境を買う」という視点を持つと、日々の勉強のハードルがグッと下がりますよ。
半年あるからこそできる科目Bの「幅広い選択科目選び」
科目B(旧午後)は11分野から5問を選択して解答しますが、最初から5つに絞り込むのは危険です。本番で自分の得意な分野が「過去イチの超難問」だった場合、別の問題に逃げる選択肢がなくなってしまうからです。
残り半年の余裕があるこの時期は、情報セキュリティ(必須)に加えて、まずは7〜8つの分野の過去問にざっくりと触れてみてください。
- 文章をしっかり読めば解ける「国語力」で勝負できる分野
- 計算問題が多く「数学的な処理」が求められる分野
- 自分の実務経験や得意ジャンルがそのまま活かせる分野
実際に手を動かしてみて「自分と相性が良い分野」の候補を広げておくことが、半年プランにおける最大のメリットです。本命の5分野+予備の2分野程度を見つけておきましょう。
【残り3ヶ月】いよいよ本番モード!科目B特化のスケジュール


ちょうど今の時期から秋試験に向けて学習を始める場合や、基礎学習を終えた方は、この「残り3ヶ月」のプランが主軸になります。ここからは、配点が高く難関となる「科目B(旧午後)」の対策比重を一気に上げていきます。
科目A問題は過去問で「常に8割」を安定させる
科目Bの記述対策に時間を割きつつも、科目Aの過去問演習は毎日欠かさず継続します。本番での合格ラインは6割ですが、練習段階では「どの年度の過去問を解いても、常に8割(正答率80%)以上を安定して取れる状態」に仕上げておきましょう。
過去問演習は「質」が合否に直結します。「なぜその選択肢が正解なのか、他の選択肢はなぜ間違いなのか」まで丁寧に解説されている問題集を選ぶことが非常に重要です。


科目Bの「選択科目(5問)」をこの時点で明確に絞り込む
残り3ヶ月を切ったら、あれこれ手を広げるのはやめて、科目Bの選択科目を「本命の5分野+予備の1〜2分野」に明確に絞り込みます。ここで絞り込んだ分野の過去問を、直近5〜10回分ほど徹底的に解き込みましょう。
プロジェクトマネジメントなど、文系・マネジメント系科目の攻め方
現役PMの視点から強くおすすめしたいのが、「プロジェクトマネジメント」「サービスマネジメント」「システム監査」などのいわゆる文系・マネジメント系科目です。
これらの科目は、高度なプログラミング知識や複雑な計算問題が少ないため、問題文の状況(インシデントやプロジェクトの炎上状況など)を正しく読み取る「国語力」があれば、IT初学者でも十分に得点源にできます。私自身も実務でプロジェクトマネジメントを行っていますが、現場のリアルなトラブル対応に近い問題が多く、実社会でも役立つ知識が身につきます。
画面上での解答に慣れる!CBTを意識した時間配分と記述のクセ
選択科目を絞ったら、ひたすら過去問を解いて「解答の型」を身につけます。ここで絶対にやってほしいのが、「パソコンの画面で問題文を読み、タイピングで解答を作成する」というCBTを想定した訓練です。
仕事が忙しかったり、休日は子供との時間があったりして、まとまった150分をぶっ通しで確保するのは難しい社会人の方も多いはずです。しかし、細切れの時間であっても「PCモニター上の長文を目で追って、手元のメモではなく画面を見ながら思考をまとめる」というCBT特有の感覚には、今のうちから慣れておく必要があります。
【残り1ヶ月】超直前!時間がない人のための「超・追い込み」スケジュール


「気づいたらもう試験まで1ヶ月切ってる!」という方。焦る気持ちは痛いほどわかりますが、ここからの1ヶ月は「捨てる勇気」がすべてです。
新しい参考書には絶対に手を出さない(捨てる勇気)
直前期に一番やってはいけないのが「不安になって新しいテキストや問題集を買ってしまうこと」です。これまで使ってきたボロボロのテキストと、解き慣れた過去問だけに絞って、知識の定着度を100%に近づけましょう。
科目Aは「頻出分野」、科目Bは「得意科目」だけに絞る
残り1ヶ月で全範囲を網羅するのは不可能です。科目Aは出題頻度の高い「セキュリティ」「ネットワーク」「データベース」などの重点分野に絞り、科目Bは自分が一番自信のある本命の5科目に一点突破でリソースを注ぎ込みます。
時間が極端にない時は、自分の苦手分野だけを自動で抽出してくれる学習アプリに頼るのも強力なブーストになります。
『スタディング』などに搭載されているAI問題復習機能を使えば、「自分が間違えやすい問題」だけを効率よく潰せるため、直前期の限られた学習時間を最大化できます。独学ベースでも、この時期だけはこういったツールに投資する価値は十分にあります。
本番と同じ150分×2の集中力を作る週末の過ごし方
どんなに忙しくても、試験直前の週末のうち1日は「本番と全く同じスケジュール(150分+150分)」で過去問を解くリハーサルをしてください。
人間の集中力は、そう簡単に長時間持続するものではありません。これを事前にやるかやらないかで、本番当日の後半(科目B)における脳の疲労感とパフォーマンスが劇的に変わります。
国家資格10個以上の保有者が教える「絶対にやってはいけないNG勉強法」


私自身、育児+働きながら10個以上の国家資格を取得してきましたが、その過程で「これをやってしまった時は見事に落ちた」という失敗もたくさん経験しています。
特に、応用情報のような長丁場の試験でやってしまいがちな「3つのNG勉強法」を共有します。
ノートを綺麗にまとめることに時間をかけすぎる
真面目な人ほど陥りやすい最大の罠です。マーカーで色分けして、定規で線を引いて、自分だけの「完璧なまとめノート」を作ることに満足していませんか?
資格試験において、インプット(ノートをまとめる)の時間は得点を生みません。得点に直結するのは、過去問を解く「アウトプット」の時間だけです。ノート作りは最小限にとどめ、1問でも多く過去問の画面に向き合いましょう。
科目Bの記述対策を「直前まで後回し」にする
「まずは科目A(知識)を完璧にしてから、科目B(長文・記述)をやろう」と考えるのは非常に危険です。
科目Bの長文読解と解答作成のプロセスは、知識量だけでなく「慣れ」が大きくモノを言います。前述の通り、CBTでの画面スクロールやタイピング解答の感覚を掴むためにも、学習の中盤(残り3ヶ月頃)からは必ず科目Bの対策を並行して進めてください。
完璧主義になりすぎて「全分野」を網羅しようとする
応用情報の合格ラインは6割です。つまり、4割は間違えても受かる試験です。
苦手な計算問題や、何度読んでも理解できないマイナーな技術用語に何時間も費やすのはやめましょう。「ここは捨てて、確実に取れるマネジメント系で点を稼ぐ」といった、PMのような「リソース配分の割り切り」が短期合格には不可欠です。
独学合格を強力にサポートする!おすすめの参考書・通信講座


最後に、限られた時間で効率よく合格を勝ち取るための武器(教材)をご紹介します。
インプット用:初学者にもわかりやすい定番テキスト
まずは全体像を把握するためのテキストです。図解が多く、直感的に理解しやすいものを選びましょう。定番中の定番ですが、以下のいずれか1冊をしっかりやり込めば十分です。
- キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者
(とにかく図解が豊富で初学者向け) - ニュースペックテキスト 応用情報技術者
(オールカラーで要点がまとまっている)
アウトプット用:新形式・科目B対策に必須の問題集
科目A・科目Bともに、過去問演習の質が合否を決めます。特に科目Bは「なぜその解答になるのか」のプロセスを論理的に解説してくれている問題集が必須です。
※より詳しい参考書・問題集の比較や、各テキストのメリット・デメリットを知りたい方は、こちらの『応用情報技術者試験のおすすめ参考書・過去問ランキング』をご覧ください。


【忙しい社会人向け】スマホ完結で効率を極めるなら通信講座もアリ
ここまで独学をベースに解説してきましたが、「どうしても机に向かう時間が取れない」「テキストを読むと眠くなってしまう」という方には、動画やアプリで学習できる通信講座という強力な選択肢もあります。
私のおすすめは、スマホ一つで動画講義から過去問演習まで完結する『スタディング(STUDYing)』です。
応用情報クラスの通信講座となると数万円〜10万円以上するものも多いですが、スタディングはIT資格に特化しており、圧倒的な低価格で受講できます。
さらに「AI問題復習機能」があなたの苦手分野を自動で分析して出題してくれるため、時間がない直前期のブーストとしてこれ以上ない武器になります。
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まとめ:応用情報技術者試験は残り期間に合わせた戦略で突破しよう!


いかがでしたでしょうか。 2026年からのCBT方式(科目A・科目B)化により、試験の受け方自体は大きく変わりました。しかし、「過去問を徹底的にやり込む」「自分の得意分野を見極める」という本質的な合格へのアプローチは変わりません。
今のあなたの「残り期間(半年・3ヶ月・1ヶ月)」に合わせたスケジュール戦略を立て、日々のスキマ時間を少しずつ積み重ねていけば、働きながらでも必ず合格を掴み取ることができます。


