マルチスキルで活躍!フルスタックエンジニアのすべて
近年、Webサイトやシステム開発において、フロントエンドとバックエンドの両方の開発を一人で担当できるフルスタックエンジニアの需要が急増しています。
本記事では、フルスタックエンジニアの概要、年収が高い理由、将来性、活躍の場、未経験からなる方法、必要スキル、おすすめ資格、まとめについて詳しく解説します。
- 年齢:30代前半
- 職歴:
- 組込系SE➡機械系SE➡自動化SE➡自動化PM(現在)
- 役職:総括
- 主な保有資格:
- 基本情報技術者試験(FE)
- 応用情報技術者試験(AP)
- 一陸特/二海特/アナログ通信2種,1種/ディジタル通信2種,1種/総合通信
- この記事は、20代から現在までのエンジニア歴12年以上のキャリアにおいて、3回のキャリアチェンジ経験がある私を含む、周囲の転職したエンジニア仲間達の体験談を元に執筆しております。
- 現在は、理想の職場と正直に言える大手IT企業の開発部に所属しているだけでなく、同期である人事担当者の仲が良い側面もあり、このエンジニア業界で転職活動する際に気を付けるポイントも紹介します。
概要・仕事内容
フルスタックエンジニアという職種の概要・仕事内容について解説します!
フルスタックエンジニアとは、Webサイトやシステム開発において、ユーザーが直接目にする画面部分(フロントエンド)とサーバー側処理やデータベース(バックエンド)の両方の開発を一人で担当できるエンジニアのことです。
従来のエンジニアは、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアのように分業していましたが、近年では開発の効率化や人材不足などの理由から、フルスタックエンジニアの需要が急増しています。
年収
フルスタックエンジニアという職種の年収について解説します!
フルスタックエンジニアの平均年収は、728万円程度と言われています。これは、他のIT職種と比べても高い水準です。
その理由は、以下の2点が挙げられます。
需要が高い
近年、Webサイトやシステム開発における開発効率化や人材不足から、フルスタックエンジニアの需要が急増しています。
希少価値の高いスキル
フロントエンドとバックエンドの両方のスキルを習得している人材は、比較的少ないため、希少価値の高いスキルと言えます。
※公開しているサイトや経験やスキル、勤務地によって、金額が大きく変わりますが、1,000万円を超える求人もあります。
他のITエンジニアの年収も気になる方は以下記事を参考にしてね
仕事なくなる?将来性は?
フルスタックエンジニアという職種は仕事なくなる?将来性は?について解説します!
AIの発展により、一部の単純作業は自動化される可能性がありますが、フルスタックエンジニアの仕事がなくなる可能性は低いと考えられます。
なぜなら、フルスタックエンジニアは、創造性や問題解決能力などの高度なスキルが求められるからです。これらのスキルは、AIでは代替することが難しいと言われています。
また、AIの進化に伴い、より高度なシステム開発が求められるようになるため、フルスタックエンジニアの需要はさらに高まることが予想されます。
活躍の場
フルスタックエンジニアという職種の活躍の場について解説します!
フルスタックエンジニアは、Web系企業以外にも、ゲーム開発、IoT、FinTechなど、幅広い業界で活躍することができます。
近年では、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進により、あらゆる企業でシステム開発の需要が高まっています。そのため、フルスタックエンジニアは、今後ますます活躍の場を広げていくことが期待されています。
未経験でもなれる?なるには?
フルスタックエンジニアが未経験でもなれる?なるには?について解説します!
未経験からフルスタックエンジニアになることは可能ですが、簡単ではありません。
独学で学習することもできますが、効率的にスキルを習得したい場合は、プログラミングスクールに通うことをおすすめします。
プログラミングスクールでは、現役エンジニアから直接指導を受けることができるため、短期間で実践的なスキルを身につけることができます。
また、学生の方であれば、IT企業でのインターンシップに参加するのも有効な手段です。インターンシップでは、実際の業務を通してスキルを磨き、業界経験を積むことができます。
必要スキル
フルスタックエンジニアという職種の必要スキルについて解説します!
フルスタックエンジニアになるために必須のスキルは以下の通りです。
必須スキル
- プログラミング言語: HTML、CSS、JavaScript、Java、Python、PHPなど
- フレームワーク: React、Vue.js、Angularなど
- データベース: MySQL、PostgreSQLなど
- インフラ: サーバー構築、ネットワーク
- バージョン管理: Git
あれば役立つスキル
- UI/UXデザイン: ユーザーにとって使いやすいデザインを考えるスキル
- 英語: 海外の技術情報や資料を読むために
- プロジェクトマネジメント: チームで開発を進めるために
おすすめ資格
フルスタックエンジニアという職種のおすすめ資格について解説します!
情報処理技術者試験(国家資格)
経済産業省のIT政策実施機関であるIPAが認定する国家資格で、IT業界における基礎知識とスキルを証明できます。
フルスタックエンジニアに必要な幅広い技術分野を網羅しており、体系的に学習することができます。
合格率は比較的高いですが、難易度もそれなりにあり、学習には継続的な努力が必要です。
情報処理技術者試験の中でも、特に基本情報技術者試験や応用情報技術者試験は、フルスタックエンジニアにとって必須とされています。
基本情報技術者試験について知りたい方は以下記事を参考にしてね!
応用情報技術者試験について知りたい方は以下記事を参考にしてね!
ほかの試験にも興味がある方は以下記事を参考にしてね!
LPIC(Linux Professional Institute Certification)
Linuxに関する専門知識を証明する国際的な資格です。
近年、Webサーバーやバックエンド開発においてLinuxの使用が主流となっており、必須スキルと言えます。
レベル別に試験が分かれており、自身のスキルに合わせて取得することができます。
LPIC 1 レベルは比較的容易に取得でき、Linuxの基本知識を習得するのに最適です。
AWS認定資格
Amazon Web Services(AWS)に関する専門知識を証明する資格です。
近年、クラウドサービスの利用が盛んになっており、AWSは最もポピュラーなプラットフォームの一つです。
開発者向けのソリューションが充実しており、フルスタックエンジニアにとって有用なスキルとなります。
AWS ソリューションアーキテクト – アソシエイトは、クラウドにおけるシステム設計の基礎知識を習得するのに最適です。
TOEIC
英語によるコミュニケーション能力を証明する資格です。
海外の技術情報にアクセスしたり、海外のエンジニアと協働したりする機会が増えているため、英語力は必須です。
目標スコアを設定し、計画的に学習することが重要です。
TOEIC 800点以上は、多くの企業で英語力証明として求められます。
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まとめ
近年注目を集めるフルスタックエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーション開発において幅広いスキルが求められる専門職です。
高い需要と将来性、そして魅力的なキャリアパスを持つこの職種について、詳細を解説しました。
フルスタックエンジニアは、高いスキルと専門性を身につければ、キャリアアップの可能性が非常に広がる魅力的な職種です。需要と将来性も高く、安定した収入を得ることができます。
このブログ記事を参考に、ぜひ、あなたもフルスタックエンジニアというキャリアに挑戦してみてはいかがでしょうか?
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