情報処理安全確保支援士試験が近づいてきました。
特に午後の選択問題が試験合格の鍵を握っていることを知っていますか?
この記事では、午後試験でどの問題を選ぶべきか、その選び方や勉強法について徹底的に解説します。
これを読めば、あなたの試験対策がより効果的になるでしょう!
試験概要と午後問題の重要性
情報処理安全確保支援士試験は、情報セキュリティの専門知識と実践力を証明するための国家資格です。
この試験は、午前Ⅰ・午前Ⅱと午後の3部構成で行われますが、特に午後試験の選択問題が合格の鍵を握っています。
午後試験は午前試験と異なり、丸暗記だけでは合格を目指すのは困難であり、長文問題から問題作成者の意図を汲み取って記述する必要があります。
そのため、選択問題の内容をしっかりと理解し、当日の試験において、自分が解けると思った問題を選ぶことが合格への近道となります。
午前Ⅰ
午前Ⅰ問題は数多く過去問を解くことが大事です!
解答だけを覚えるのではなく、誤選択の語句の意味を合わせて理解することで本番での得点を伸ばすことができ合格に近付けます!
試験時間 | 9:30~10:20(50分) ※分からない問題を捨てる覚悟が必須 |
出題形式 | マークシート(4択) |
出題数・解答数 | 30問中30問を解答 |
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午前Ⅱ
午前Ⅱ問題も数多く過去問を解くことが大事です!
更に午後試験に向けて、それぞれの用語をしっかりと理解することで午後試験での用語問題を解答できる確率が上がります!
大変ですが…1つずつ理解して合格に近付いていきましょう!
試験時間 | 10:50~11:30(40分) ※空腹との戦い |
出題形式 | マークシート(4択) |
出題数・解答数 | 25問中25問を解答 |
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午後
午後Ⅰ・午後Ⅱが統一されて午後試験になりました!
午後Ⅱがなくなったことで…様々な論点が集約されることによって対策がより難しくなった印象がありますが、問題文が少し短くなったことによって、難しいことには大きく変化はありません。
挫折しないように、しっかりと参考書を利用して学習を進めることをオススメします!
試験時間 | 12:30~15:00(150分) ※長時間の集中力が必須 |
出題形式 | 記述方式(一部選択あり) |
出題数・解答数 | 4問中2問を選択して回答 ※実際に解答する設問数は問題によって異なる |
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いつから学習を開始すれば良い?
項目 | 合格スケジュール例(勉強時間や実力で調整) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1W | 2W | 3W | 4W | 5W | 6W | 7W | 8W | 9W | |
午前Ⅰ ※過去問含む | ※毎日40問 | ||||||||
午前Ⅱ ※過去問含む | ※毎日40問 | ||||||||
午後 ※過去問含む | ※毎日1~2問 | ||||||||
仕上げ※ | 1日通し |
※過去問を解く問題数は目安です。多ければ多いほど良いです
※仕上げ:午前Ⅰ・Ⅱ・午後試験を1日通しで試験する
最低でも2カ月以上は勉強時間を確保するようにしましょう!
また、毎日、コツコツ過去問の勉強を積み重ねていくことが合格への近道となります!
平日は仕事や学業で忙しいとは思いますが…土日でまとめて勉強するのは集中力や記憶力に限界があり勉強効率が悪く挫折の元になります。
電子書籍を活用し、昼休みやお風呂、寝る前などスキマ時間を利用して学習を積み重ねることが一番大事なことです←
午前午後を通しで試験する
選択問題の出題範囲と傾向分析
情報処理安全確保支援士試験の本番に向けて、午後の選択問題の出題範囲と傾向をAIを用いて詳しく分析しました。
過去5年間の試験データによると、「ネットワークセキュリティ」「脆弱性管理」「暗号技術」が特に頻繁に出題されています。
昨今のトレンドとしては、クラウドセキュリティやゼロトラストモデルに関する問題が増加しています。
これらの分野には確実に解けるように学習を行うことをオススメします!
※上記だけが出題されるとは限らないので、先に重点分野を学習した後に他の分野も勉強することを推奨します!
午後試験 選択問題の選び方&捨て分野
残念ながら…情報処理安全確保支援士試験は一つの設問の中に開発(セキュアプログラム含む)・インフラ・ネットワーク…と複数要素が多く混じる傾向が年々強くなっており、これがオススメ!といったことができなくなっております。
コスパ良く、捨て分野・捨て問を作りたい気持ちは良く分かります…
応用情報技術者試験のように得意分野に絞って勉強してもヤマが外れると落ちるのが情報処理安全確保支援士試験です←
そのため、この問題が難易度が低いのでオススメ!といったことが提示できず申し訳ございませんが、幅広く勉強しないと合格を目指しましょう!
得意分野以外の勉強も問題の解き方であったり、長文の読解力は全分野共通して合格に必要な能力であるので、しっかりと勉強しましょう!
試験当日の選択問題の選び方
試験勉強するときには全分野勉強した方がよいと記述しましたが、本番では以下のように選ぶことで合格率が上がります!
試験直前では、選択問題を選ぶという練習も交えて、しっかりと対策をしましょう!
- 自分が得意だと思う分野の問題を選ぶ
- 記述問題の多さだけで判断しない
※記述式が本文から抜き出すだけで解答できる場合もある - 選択問題が難しいか簡単かは最後まで本文を読まないと分かりません。
※試験時間中に最後まで読んでから選択するような余裕はなく、雰囲気で解ける!と早く選んで解くことが大事です!
午後試験 効果的な勉強方法とおすすめ本
まずは、自分の得意分野に集中して勉強することが重要です!
次に前項で述べた近年出題されている分野を勉強することをオススメします!
午後試験で確実に得点を取るために、過去問演習をしましょう!
問題集を利用して解いていない分野など数多くの問題にチャレンジして本番に臨むことが大事です!
午後Ⅰ・午後Ⅱが統一される前の過去問も参考になります!
過去5年分の問題を繰り返し解くことで、試験の形式や出題傾向に慣れることができます。
※但し、午後Ⅱは問題文が非常に長く挫折されるかたも多く居られるので…最初は午後Ⅰから勉強して慣れてきたら午後Ⅱもチャレンジすることを推奨します!
さらに、模擬試験を活用して本番さながらの環境で練習することも効果的です。
これにより、時間配分や問題の解き方に対する自信がつきます。
もっともオススメできる午後対策の参考書は『情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策』です!
DL付属問題もあり、ボリュームが非常に多くてオススメです!
これをしっかりと学習すれば合格に近付くことができます←
試験直前にオススメする問題集は、午後問題に特化した「うかる!情報処理安全確保支援士 午後問題集」です!
これまでの試験勉強の復習&合格テクニックを身に付けることができます!
午後試験 問題集・過去問の勉強方法
試験直前1~2W前までは、以下のように解答を確認しながら学習することをオススメします!
最初は時間を測って通しで学習する必要はありません!
また、集中力がないときに午後問題を学習しても実力は身に付かないので、そういったときは午前問題の過去問を解いていきましょう!
午後試験で合格するには150分という時間を戦い抜く集中力と読解力が必要となりますが、惰性で勉強するのでは意味がありません。
少しずつ慣れて、問題を一度に解けるようにレベルアップしていくことが大事です!
午後試験 記述のコツ
午後試験 記述のコツを紹介します!
- 基本原則として、本文中の記述から切り抜いて、設問に沿った表現に合わせる
- オリジナルな表現はせず、過去問の解答を参考にした表現で記述する(無駄な文字数を使わない)
- 情報処理安全確保支援士試験の解答が本文中のどこに隠れてあったかの関係性を過去問を解く際に意識しながら学習することで合格に近付くことができます!
まとめ
午後問題は運要素が非常に高く、いくら対策をしても全く想定してない問題が出題されることも0ではありません。
それだけ難しい試験であるので市場価値が高い資格といえます!
もし落ちたとしても午前Ⅰ免除をGETすれば、次は午前Ⅱ・午後の2科目に絞れって学習できるので、諦めずコツコツと毎日の積み重ねで学習していきましょう!
この記事では、情報処理安全確保支援士試験の合格に向けた午後選択問題の選び方と勉強法について詳しく解説しました。
最も重要なポイントは、自分の得意分野を見極め、適切な問題を選ぶことです。
また、過去問演習を中心に学習を進めることで、確実に合格ラインを超える力をつけることができます。
今すぐ、過去問を解き始めて、実践的な対策をスタートしましょう!
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