栢木先生のITパスポート書き込み式ドリルとは?
「読んだ内容を、手を動かして確かめたい」人向けの補助教材です。令和08年版の正式名は「かやのき先生のITパスポート教室準拠 書き込み式ドリル」。別売の「ITパスポート教室」を読みながら重要ポイントを書き込み、基礎問題で理解を確認するために使います。
最初にそろえるべき3冊セット、というわけではありません。すでにテキストと問題演習で学習が進んでいるなら、ドリルを買い足す必要はありません。用語を思い出せない、内容を自分で整理したい、といった困りごとに合うかで判断しましょう。
- 年齢:30代前半
- 職歴:
- 組込系SE➡機械系SE➡自動化SE➡自動化PM(現在)
- 役職:総括
- 主な保有資格:
- 基本情報技術者試験(FE)
- 応用情報技術者試験(AP)
- 一陸特/二海特/アナログ通信2種,1種/ディジタル通信2種,1種/総合通信
さめじん参考書を読んだ直後は分かった気になるのに、閉じると思い出せないことってあるよな。書いて確かめる方法が合うなら、ドリルを候補にしよう!
| 正式名 | 令和08年 かやのき先生のITパスポート教室準拠 書き込み式ドリル |
| 監修・出版社 | 栢木厚/技術評論社 |
| 判型・ページ数 | A5判・168ページ |
| 紙版の定価 | 1,320円(税込) |
| 紙版ISBN | 9784297152475 |
| 教材の役割 | 同シリーズのテキストに準拠したサブノート・基礎確認用ドリル |
| 別に用意するもの | 準拠する「ITパスポート教室」は別売。本番形式の演習も別途確認する |
価格はドリル紙版1冊の定価です。テキストとのセット価格ではありません。購入先で年度・書名・形式・販売価格・送料を確認してください。出版社は令和08年版について電子化の予定はないと案内しています(2026年10月25日確認)。スマホで読む電子書籍を探している人は、紙のドリルと取り違えないようにしてください。
どんな人向けの問題集?
- テキストを読んでも、重要な言葉や意味を思い出しにくい人
- 学んだ内容を自分で書き込み、復習用のノートとして整理したい人
- いきなり本試験問題へ進む前に、短い基礎問題で確認したい人
- 同じ年度の「かやのき先生のITパスポート教室」で学んでいる人
反対に、基礎用語を説明できて、公開問題の演習が進んでいる人は、ドリルを追加するより間違えた問題の解き直しを優先する方法もあります。初心者だから必ず必要な教材、とは考えなくて大丈夫です。
テキストとの関係性|単体で使う本ではない?
出版社は、本書を「ITパスポート教室」に準拠したサブノート&ドリルとして案内しています。仕組みや用語の説明を読むテキストと、書き込んで内容を確かめるドリルでは役割が異なります。
テキストとドリルを一緒に使う場合は、年度と対応関係を確認しましょう。すでに別の参考書を使っている人は、目次やサンプルを見て、自分の本と行き来しやすいかも確かめてください。「公式テキスト」という呼び方で試験実施機関の教材と混同しないよう、本書は技術評論社の市販教材として選びましょう。
書き込み式ドリルの特徴とメリット
重要ポイントを、自分で書いて整理する


本文を眺めるだけでなく、重要な言葉やポイントを書き込んでまとめる構成です。書くときに止まった箇所があれば、そのまま答えを写して終わらず、テキストで意味を確認しましょう。
書けなかった場所に印を付けておくと、次に復習する範囲を決めやすくなります。ただし、書く回数を増やせば必ず覚えられるわけではありません。自分で意味を説明できるかを確かめながら使うことが大切です。
基礎問題で、過去問へ進む前に確認する
出版社は、過去問へ進む前のウォーミングアップとして使う「プチ問題」を案内しています。テキストを読んだ範囲を基礎問題で確かめ、理解が曖昧なところを戻って学ぶ用途です。
試験形式で時間配分を練習する過去問題集と同じものではありません。「たくさん本試験形式の問題を解きたい」のか、「重要ポイントを書いて整理したい」のかを先に決めると選びやすくなります。
自分の書き込みを、復習する場所の目印にする
書き込みをしたページは、迷った用語や理解が曖昧だった箇所を見返す材料になります。正解を書いたページだけでなく、なぜ迷ったのかも短く残すと、自分が確認したい内容を探しやすくなります。



きれいに埋めることがゴールじゃないぞ。「何が分からなかったか」が残るノートにして、解き直しに使おう!
デメリット・注意点|このドリルだけで合格できる?
説明を読む本と、書き込む本は別売
ドリル1冊の料金で準拠テキストまで手に入るわけではありません。すでに持っている教材で学習が進むかを確認し、必要な場合だけ追加しましょう。最初からテキスト・ドリル・過去問題集をすべて買う必要はありません。
書き込みを終えたことだけで、合格を判断しない
ドリルの空欄が埋まっても、本試験の問題文を読んで答えを選べるかは別に確認する必要があります。公開問題を解き、正解だけでなく、ほかの選択肢との違いを説明できるかも見てみましょう。
合格できるかは、この本を買ったかどうかだけでは決まりません。現時点の理解度と、本番の形式で解答できるかを確かめながら学習を調整してください。
中古品は、書き込みの有無と年度を確認する
書き込み式教材なので、中古品を選ぶときは、記入済みのページや状態も確認したいところです。古い版を選ぶ場合は、受験時の範囲との違いを自分で補えるかも考えてください。安さだけで選ばず、学習に使える状態かを見ておきましょう。
どんな人におすすめ?向いている人・向いていない人
| 今の状態 | 検討のしかた |
| 読んだ内容を自分で書いて確認したい | ドリルの紙面が合うか、出版社のサンプルを見る |
| 用語の意味そのものが分からない | まずテキストで説明を読む。ドリルを買うだけで解決するとは限らない |
| 基礎は分かり、試験形式の演習を増やしたい | 公開問題や過去問題集を優先して比較する |
| 同シリーズのテキストを使っている | 年度と準拠関係を確かめ、必要なら併用を検討する |
| すでに自分のノートで復習できている | ドリルを追加せず、その方法を続ける選択肢もある |
効果的な使い方|テキスト・ドリル・公開問題の進め方
1.テキストで、学ぶ範囲の意味を理解する
最初にテキストで仕組みや用語の意味を読みます。すべてを一度で暗記しようとせず、その範囲で何を理解したいのかを決めましょう。知らない言葉が出たら、説明へ戻れるように印を付けておきます。
2.ドリルで書き込み、説明できない箇所へ戻る


テキストを読んだ範囲をドリルで確かめます。答えを思い出せない場合は、まず意味を考え、それから本文へ戻りましょう。書き写しただけの箇所には印を付け、後日答えを見ずに説明できるかを確認します。
3.公開問題で、試験形式の解答を確かめる
基礎を学んだら、公開問題で問題文や選択肢を読んで答える練習をしましょう。間違えた理由を「用語が曖昧」「仕組みが不明」「設問の読み違い」に分けると、テキストやドリルで戻る場所が見えてきます。
公開問題や試験制度は、IPAのITパスポート試験公式サイトで確認できます。参考書やドリルを使い終えることだけを、本番に対応できる目安にはしないようにしましょう。
1日の勉強時間と進め方の目安
毎日の学習量は、経験や確保できる時間で変わります。まずは「1つのテーマを読み、書き込み、意味を説明する」ところまでにかかる時間を測ってみましょう。忙しい日は少ない範囲にして、後日復習できる余地を残す方法もあります。
何週間で必ず基礎が完成する、と決めるより、説明できる範囲が増えているかを見ながら予定を調整してください。書くことが負担になり進まないなら、自分のノートや問題演習で確認する方法に変えてもかまいません。
試験直前の復習方法
迷ったページの印を見返し、用語を短く説明できるかを確認しましょう。公開問題で間違えた範囲と結び付けると、読み直す場所を絞れます。直前に新しい教材を増やす前に、手元の本で何が解決できていないかを確認するのがおすすめです。
他のITパスポート参考書・問題集との違い


| 教材 | 主な役割 |
| テキスト | 用語や仕組みの説明を読む |
| 書き込み式ドリル | 重要ポイントを書き込み、基礎問題で確かめる |
| 公開問題・過去問題集 | 設問や選択肢を読み、解答する練習 |
初心者全員に同じ組み合わせが最適とは限りません。テキストと公開問題で理解を確認できるなら、ドリルを挟まなくても学習を進められます。書いて整理する補助が必要だと分かったときに検討しましょう。
購入前に、令和08年版の紙面と書名を確認
令和08年版は168ページ、紙版定価1,320円(税込)、ISBN9784297152475です。基本情報技術者向けのドリルや、ITパスポートのテキスト本体とは別の商品です。紙面・目次・仕様は出版社で確認してください。
テキストとの準拠関係や書籍の仕様は、上記の技術評論社の案内で確認できます。紙面を見て、自分の困っている点を補えるかを考えてみてください。
まとめ|栢木先生の書き込み式ドリルはこんな人におすすめ
かやのき先生のITパスポート書き込み式ドリルは、テキストを読みながら重要ポイントを書き、自分の理解を確かめたい人の補助教材です。すでに学習が進んでいるなら無理に追加せず、書いて整理する方法が必要な場合に候補にしましょう。



まずは、今の教材でどこまでできるかを確認しよう。ドリルが必要だと思ったら、年度・ISBN・別売テキストとの関係を見て選ぶんだぞ!


