この記事でわかること
- 栢木先生(かやのき先生)の基本情報技術者教室の特徴
- 令和08年版の分量・価格・読者特典
- 向いている人と、別の教材も比べたい人
- 科目A・科目Bの学習と、教材を買い足す判断基準
図解や例え話で仕組みを理解し、要点と問題をセットで確認したい人なら、かやのき先生の基本情報技術者教室は候補になります。イラスト中心のキタミ式と迷っているなら、同じテーマの説明を読み比べて、自分が理解できる方を選びましょう。
- 年齢:30代前半
- 職歴:
- 組込系SE➡機械系SE➡自動化SE➡自動化PM(現在)
- 役職:総括
- 主な保有資格:
- 基本情報技術者試験(FE)
- 応用情報技術者試験(AP)
- 一陸特/二海特/アナログ通信2種,1種/ディジタル通信2種,1種/総合通信
栢木先生の基本情報技術者教室|選ぶ前に押さえたいこと
令和08年版は、科目Aの知識を図や例え話で学び、重要ポイントを確認して関連問題へ進む構成です。科目B対策の章もあります。ただし、解説を読めることと自力で問題を解けることは別なので、理解した内容を演習で確かめながら使いましょう。
| 正式名 | 令和08年 イメージ&クレバー方式でよくわかる かやのき先生の基本情報技術者教室 |
| 著者・出版社 | 栢木厚/技術評論社 |
| 紙版の定価 | 1,870円(税込) |
| 判型・ページ数 | A5判・592ページ |
| 紙版ISBN | 9784297152451 |
| シラバス | Ver.9.1対応 |
| 付属・特典 | 赤シート、DEKIDAS-WEB、厳選英略語集100・頻出単語集100のダウンロード |
価格は紙版の定価です。紙・電子の形式、販売価格・送料・在庫は購入先で確認してください。似た名前の「書き込み式ドリル」は別の商品なので、注文する書名とISBNも見ておくと取り違えを防げます。
評価ポイント 解説
図解と例え話で、用語の意味をつかむ

専門用語を短い定義だけで覚えるのが苦手な人は、図解や具体例から学べるかが判断材料になります。仕組みをイメージしたあとに用語へ戻ると、似た言葉の違いも整理しやすくなります。
さめじん名前は覚えたのに、問題になると選べないことってあるよな。用語だけじゃなく「どんな場面で使う仕組みか」まで説明してみよう!
一方、すでに仕組みを知っていて要点だけを短く確認したい人には、説明が多く感じられる場合もあります。592ページの分量も含めて、書店や出版社のサンプルで読みやすさを確かめてください。
重要ポイントを確認したら、すぐ問題を解く
本書は「〇〇とくれば××」の形で重要ポイントを整理し、関連する問題で理解を確認する構成です。読むだけで満足せず、本文を閉じて解答を選び、なぜその選択肢になるのか説明してみましょう。
正解しても、用語を見て何となく選んだだけなら復習の対象です。間違えた選択肢の理由まで確認すると、自分が曖昧に覚えていた部分を絞れます。
読者特典のアプリと単語集を使い分ける


出版社は令和08年版の特典として、過去問3,600問を収録する「DEKIDAS-WEB」と、「厳選英略語集100」「頻出単語集100」のダウンロードを案内しています。アプリの利用手順や収録範囲は、購入した版の案内で確認してください。
問題数は紙面に同じ数の問題が載っているという意味ではありません。また、アプリを付けた本を買えば科目Bまで演習が不要になるわけでもありません。単語の復習と、処理を追って答える練習を分けて取り組みましょう。
特典を使う前は、出版社のサポートページと正誤表も確認しましょう。暗記カードのダウンロードには本書8ページのパスワード、DEKIDAS-WEBには9ページの認証コードを使い、両者は別です。正誤表には指数の公式とTCP・UDPの説明の訂正があります(2026年10月25日確認)。
IT初心者に向く?おすすめできる人・比べたい人
- 候補にしたい人:図解や例え話から専門用語を理解したい人。要点の整理と問題演習を交互に進めたい人。
- 紙面を比べたい人:キタミ式など別の総合テキストと迷っている人。同じテーマを読み、説明を自分の言葉で言い直せるか試しましょう。
- 別教材も検討したい人:基礎は分かっていて、模試や科目Bの演習だけを増やしたい人。総合テキストの買い足しでは内容が重なる場合があります。
- 買い足しを急がなくてよい人:すでに自分に合う現行制度の参考書を持ち、問題で理解を確認できている人。
科目A・科目Bをどう勉強する?
現在の基本情報技術者試験は、科目Aが90分・60問、科目Bが100分・20問です。「午前・午後」という旧制度の区分と混ぜず、それぞれの演習を計画しましょう。
科目Aは、用語や仕組みを学んだあとに問題を解き、分からなかった範囲を本文へ戻って確認します。科目Bは、疑似言語の変数や配列の値を紙に書き出し、処理を一つずつ追う練習が必要です。情報セキュリティの問題も、設問の状況から考えて答えましょう。
本書の第12章は科目B対策です。まず章の説明と問題を使い、自分で処理を追えるかを確認してください。初めから全員に科目B専用書の追加購入が必要、というわけではありません。
出題形式・シラバス・公開問題はIPAの基本情報技術者試験ページで確認できます。
効果的な使い方と、教材を追加する判断
1.読んだ単元を、問題で確かめる
最初から全ページを完璧に覚えようとせず、1つのテーマを読んだら関連問題に進みましょう。正解できなかった理由を「用語が曖昧」「仕組みが不明」「読み違い」に分けると、読み直す場所を決めやすくなります。
2.赤シートや単語集は、意味を説明する練習に使う
用語を隠して答えるだけでなく、何のための技術なのか、似た用語と何が違うのかも短く説明してみましょう。スマホで復習する場合は単語集、落ち着いて仕組みを読み直すときは本文、というように使い分ける方法もあります。
3.足りないものが分かってから追加する


| 困っていること | 次に確認すること |
| 科目Aの用語で止まる | 本書の該当箇所と関連問題を解き直す |
| 疑似言語の処理を追えない | 科目Bの説明を読み直し、別の説明が必要なら専用教材を比較する |
| 解けるが時間が足りない | 時間を計る演習で、長く止まった問題の原因を調べる |
| 総合テキストを買い替えたい | 読みにくい箇所や不足範囲を決め、同じテーマで紙面を比べる |



とりあえずもう1冊買う前に、どこで手が止まるかを見つけよう。教材を増やすより、今の本を解き直す方が進むこともあるぞ!
購入前に、令和08年版のサンプルを確認しよう
旧版の紙面だけでは、令和08年版の構成や特典を判断できません。出版社の案内には現行版の目次・サンプルがあるので、気になるテーマの説明を読んでから選びましょう。
本記事の書籍仕様・収録内容は、上記の技術評論社の案内をもとに整理しています。価格や特典だけでなく、自分が理解して演習へ進めるかで選んでください。
まとめ
かやのき先生の基本情報技術者教室は、図解や例え話で基礎を学び、重要ポイントと問題をセットで確認したい人の候補です。令和08年版は592ページ、紙版定価1,870円(税込)。科目B対策の章や読者特典も使い、自力で解けるかを確かめながら進めましょう。



