基本情報技術者試験の「科目A免除」は、IPA認定の講座で所定の修了要件を満たし、本試験の科目Aを免除してもらう制度です。旧名称の「午前免除」で探している方も、免除されるのは科目Aで、科目Bは受験する必要があります。
講座に申込むだけでは免除になりません。認定講座の受講、修了試験への合格、講座の修了認定、本試験の申込み時の免除申請が必要です。この記事では、制度全体の流れと、講座選びで確認したい費用・会場・サポートを整理します。
さめじん「試験を受ける日」と「講座を終える日」を先に確認しよう。仕事の予定と両立できるなら、科目B対策に時間を回す選択肢になるよ。🦈
科目A免除(旧午前免除)とは?


通常の基本情報技術者試験には科目Aと科目Bがあります。科目A免除制度は、認定講座の修了要件を満たした人が、免除有効期間内の本試験で科目Aの免除を申請できる仕組みです。資格そのものを無試験で取得する制度ではありません。
- 科目A免除:本試験の科目Aを受験しない。科目Bは受験する。
- 修了試験:認定講座の修了要件に関わる試験。本試験とは別。
- 有効期間:免除有効期間の開始日から1年間。自分の開始日と終了日を確認する。
- 申請に必要な情報:修了認定者管理番号。本試験の申込み時に適正に免除申請する。
制度の根拠はIPAの科目A試験免除制度とIPAのよくある質問です。対象講座の認定状況はIPAの一覧から、受講料・修了条件・会場は各講座の提供元から確認してください。
科目A免除を利用するメリットと注意点
科目Aの知識を学び、科目B対策へ段階的に進められる
先に認定講座と修了試験に取り組み、その後に科目B対策へ比重を移す進め方ができます。仕事と両立しながら、段階的に目標を決めたい人には検討しやすい選択肢です。
ただし、科目Aの勉強そのものが不要になるわけではありません。講座の修了に必要な学習や課題を進める時間は必要です。また、制度を利用すれば合格率が必ず上がる、という保証もありません。
講座費用と会場への移動が、追加の負担になる
免除制度を使わず、参考書やオンライン講座で科目A・Bを対策して本試験を受ける方法もあります。免除を利用する場合は、講座受講料、免除修了試験の受験料、会場までの交通費、受講期限を含めて比較しましょう。



免除を使うこと自体がゴールではないよ。費用と日程に無理があるなら、通常受験の勉強法も比べよう。🦈
認定講座を選ぶ前に確認したいこと


- 認定対象の商品か:同じ会社でも、すべてのコースが免除制度に対応するとは限らない。
- 修了要件:必要な課題・テスト・学習時間と、修了期限を確認する。
- 修了試験:試験日・会場・申込期限・受験回数・追加費用を確認する。
- サポート:質問の対象教材、回数、使える期間を確認する。
- 学習環境:PC・タブレットなど、全教材を利用できる端末を確認する。
たとえば、BizLearnの免除試験会場は東京・名古屋・大阪です。大原もWeb通信を受ける場合に、別途、指定会場での修了試験手続きが必要です。「オンライン講座」だから修了試験まで自宅で完結する、とは限りません。
手続きや料金の仕組みも異なります。BizLearnは免除制度対応商品に修了試験の申込みが含まれる案内ですが、大原は講座とは別に修了試験の申込み・受験料の入金が必要です。会社名だけで決めず、希望する商品の条件を確認してください。
科目A免除を利用して本試験を受けるまでの流れ
1.認定講座と受けられる修了試験を選ぶ
IPAの認定免除対象講座一覧と提供元の案内を照合します。受験したい修了試験の日から逆算し、申込期限と必要な学習量に間に合うかを見てください。回数や日程は提供元・コース・申込時期によって異なるため、必ず2回受けられるとは決めつけないようにしましょう。
2.所定の受講項目・課題を終える
講座ごとの修了要件に沿って学習します。BizLearnの「実力養成レッスン」は一つの講座の例で、すべての認定講座が同じ名称・同じ条件ではありません。進捗画面や提供元の案内で、修了試験前に必要な条件を満たしているか確認してください。
3.修了試験に合格し、修了認定を受ける
受験票、本人確認書類、持ち物、会場ルールは受ける回の最新案内に従ってください。合格後は、講座の修了認定と免除有効期間、修了認定者管理番号を確認します。通知や番号は、本試験の申込みで使えるよう保管しましょう。
4.有効期間内の本試験で免除を申請する
本試験の申込みは別に必要です。免除有効期間内に受験する試験について、修了認定者管理番号を使って科目A免除を申請します。番号が分からない場合は講座の提供元へ問い合わせてください。
修了試験に合格しただけで本試験の予約まで完了するわけではありません。本試験の申込画面と案内で、免除の申請内容・受験日・会場を確認しましょう。
5.科目B対策を進めて受験する


科目Aが免除されても、科目Bの準備は必要です。アルゴリズムや情報セキュリティの問題を、解答の根拠を説明しながら解けるか確かめ、模擬問題では時間配分も練習してください。受験後に再挑戦する場合は、免除の有効期間と、その時点の再受験条件を確認しましょう。
よくある質問
科目Bも免除されますか?
この制度で免除されるのは科目Aです。科目Bは受験が必要です。
有効期間は修了試験の日から1年間ですか?
IPAの案内では「免除有効期間の開始日から1年間」です。試験当日からと自己判断せず、講座提供元から通知される自分の期間を確認してください。
会社が同じなら、安い演習コースでも免除対象ですか?
会社名だけでは判断できません。免除制度対応の商品・修了要件・修了試験の取扱いを確認してください。演習のみの別コースを、認定講座と同じ条件だと思って申し込まないようにしましょう。
独学で進められるなら、制度を使わなくてもよいですか?
通常受験も選択肢です。科目A・Bの準備を自分で進められ、講座費用や会場への移動が負担なら、制度を使わない方法も比較してください。
まとめ:会場・費用・修了条件に納得してから選ぼう
科目A免除は、認定講座を修了し、科目B対策へ段階的に進めたい人の選択肢です。まずは受けられる修了試験と会場を決め、費用とサポート期間に無理がない講座を選んでください。
BizLearnを検討している方には、ナビ付き・ナビなしの違いや質問期間を整理した個別記事も用意しています。
他社も含めて比較するなら基本情報の通信講座比較、通常受験を独学で進めるなら基本情報の参考書・問題集比較を参考にしてください。


