簿記2級の試験前日・当日に向けて、復習する問題の選び方と方式別の持ち物を確認しましょう。すぐに持ち物を確認する方は持ち物リストへ進めます。
試験直前に確認すべきポイント2選
試験直前は、前の誤答を解き直すことと、当日受ける方式の準備を一緒に進めましょう。このページでは、復習する問題の選び方と、前日・当日に確認することを整理します。
| 時期 | 学習で確認 | 当日の準備 |
|---|---|---|
| 1週間前を目安に | 90分の模試と見直しを別枠で実施し、戻る単元を決める | 予約内容・会場・本人確認書類と電卓を照合 |
| 前日 | 前の誤答を一問ずつ確認。必要な解説へ戻る | 持ち物・経路・集合時刻を確認し、準備を済ませる |
| 当日 | 確認したいメモは会場の指示に従って入室前に見直す | 予約・受験票の案内に従い受付し、荷物を指示された場所へ |
日程や受講期間から計画を作り直したい方は簿記2級の学習スケジュール、方式を選ぶ方はネット試験と筆記試験の比較を先に確認できます。
1. 苦手分野の洗い出しと最終チェック

直前の復習は「問題集の最初から全部」より、前に間違えた箇所を使って、次にできるようにする作業を決めます。解説を読んで理解したら、答えを見ずに同じ手順を使えるか確認しましょう。
集中的に復習すべきテーマ
例えば連結会計、標準原価計算、固定資産の減価償却など、自分が迷った単元を選びます。どれが必ず出るという予想ではなく、学習済みの範囲から説明できない箇所を探すための例です。商業簿記・工業簿記の両方を確認しましょう。
効果的な復習の進め方
| 迷った箇所 | 戻る作業 | 解き直しの確認 |
|---|---|---|
| 取引や用語の意味 | 該当の講義・テキストで意味と仕訳を確認 | なぜその科目になるかを説明する |
| 計算の順序や単位 | 解説の途中式と自分のメモを比較 | 同じ手順を自分で再現する |
| 入力・転記・桁 | 入力欄や記入箇所と数値を照合 | メモから答案へ移す時の確認を決める |
| 時間が足りない | 知識・計算・操作・解く順番を分ける | 次の演習で一つ変えて試す |
2. 問題・模試演習で実践力を鍛える

問題や模試で、自力で解ける範囲と時間の使い方を確認します。日本商工会議所の2級案内は90分・5題以内・70%以上を示しています(2026年10月29日確認)。教材は対象年度・方式・出題区分に対応しているかを確認して使いましょう。
実践的な問題・模試演習のコツ
- 90分を計って解き、時間内にできたことと迷った箇所を記録する。
- 解いた後の復習を別に確保する。例えば90分演習+60分見直しなら合計150分。
- 問題を解く順番を一つ試し、途中で止まった理由を振り返る。大問別の固定配分は、自分の演習結果に合わせて調整する。
模試や予想問題は本試験そのものとは区別しましょう。公式Q&Aは、教育機関が作成した予想問題の案内や、ネット試験で問題を選んで移動できることも説明しています。
スタディングのスマート問題集を活用
解説を読みながら理解する問題と、時間を決めて解き直す問題を分けます。間違えた理由を一言残すと、次に確認する範囲を決めやすくなります。AI問題復習の対象機能は、前の問題へ戻るきっかけとして使い、自分が迷った理由も合わせて確認しましょう。

スタディングを活用した効果的な復習方法3選

スタディングを使う場合は、講義で理由を確認し、問題で再現し、模試で時間と操作を練習する順に役割を分けます。すでに使っている教材がある方は、まず迷ったテーマをその教材で確認する作業から進めましょう。
1. 確認したい要点を押さえる動画講義

前の誤答に関係する箇所を選び、止めたり戻したりしながら、仕訳や計算の理由を確かめます。再生速度は聞き取れる範囲で調整し、視聴後に一問を解き直しましょう。講義の長さはテーマにより異なるため、一律5~10分として予定を詰めないようにします。

2. AIが導く効率的な問題解決
AI問題復習などの提案を使って、前に解けなかった問題へ戻ります。正解したかに加え、解説なしで手順を説明できたかを確認して、戻る講義や次に解く問題を選びましょう。機能の対象や提供条件は受講するコースで確認してください。

3. 模擬試験で実践力を鍛える
ネット方式で受ける方は、入力・画面切替・電卓とメモ用紙を行き来する練習も行います。紙で受ける方は記入やページ移動を含めて練習し、見直す箇所を決めます。
現行の2級合格コースには実戦力UPテストと検定対策模試があり、オンラインとPDFの問題は同じ内容という案内です。同じ問題を別々の新しい模試として数えず、解き直しへ使いましょう。教材内容・期限は公式コースで確認できます。講座の比較は評判・料金の記事へ。
試験当日の持ち物と注意点2ポイント
ネット試験と統一試験では、持参する筆記具や受験票の扱いが異なります。下の表と、自分が申し込んだ窓口の受験案内を並べて確認してください。
持ち物リスト

| 項目 | ネット試験 | 統一試験(筆記) |
|---|---|---|
| 本人確認書類 | 指定された有効な書類を用意 | 氏名・生年月日・顔写真等の要件を申込先で確認 |
| 計算器具 | 規定に合う電卓。そろばん・PCの計算機能は使えない | 規定に合う電卓またはそろばん。申込先の案内に従う |
| 受験票・予約内容 | 受験票の発行なし。予約メールやマイページで確認 | 受験票と集合時刻等を確認。未着・紛失は案内の期限内に申込先へ相談 |
| 筆記具・用紙 | 会場配布のボールペンとメモ用紙を使い、終了後に返却。私物は使わない | HB/Bの黒鉛筆・シャープペンシルと消しゴム。ボールペンを解答用の必需品にしない |
| 時計・その他 | 机上に置ける物は会場の指示で確認 | 時計の条件は申込先で確認。スマホを時計・電卓として使わない |
出典:日本商工会議所のネット試験Q&A、2級の諸注意。統一試験の例として大阪商工会議所の持ち物案内も確認しています(2026年10月29日)。地域・団体申込で案内が異なる場合は、自分の申込先の条件へ照らし合わせてください。
マスクなど体調や会場に関する用意は、受験会場の当日の案内に従ってください。忘れ物を防ぐための持参品と、机上で使用できる物は区別して準備しましょう。
当日の注意点
- 受付の時刻と会場の入口・階を確認し、経路と所要時間を考える。CBT-Solutionsの個人申込案内は、試験開始の30~15分前の来場を案内している。30分以上早い入場を断られる場合もあるため、会場の受付案内を確認する。
- 本人確認後は、端末や荷物の扱いについて会場の指示に従う。操作などで困ったら試験委員へ確認し、問題の内容と操作の相談を分ける。
- ネット試験で離席する場合は、挙手して試験官へ確認する。離席分の時間は延長されない。
出典:CBT-Solutions受験者案内と日商Q&A(2026年10月29日)。統一試験の集合時刻は受験票・申込先の案内で確認してください。
試験直前対策を徹底し、合格を掴もう!

最後の仕上げは、前の誤答から次の一問を決めること、90分での解答を練習すること、方式別の持ち物と受付を確認することです。できた内容と、まだ戻りたい内容を短く残し、当日の準備を済ませましょう。
細かな受講・操作・受験の疑問は簿記2級FAQ、予定の作り直しは学習スケジュールへ進めます。受講済みの方は教材の残り期間も確認して、使える範囲を計画へ入れてください。

