アガルートのFP2級講座は、フルとライトでどちらを選べばよいのでしょうか。結論からいうと、追加の解説付き演習・不動産対策まで使いたいならフル、基本講義と過去問集を軸に自分で演習を進めたいならライトが比較の出発点です。
現行の「2026年6月〜2027年5月試験合格目標」は、通常表示価格がフル76,780円、ライト49,280円(税込)。差は27,500円です。返金特典だけを理由に高いコースを選ばず、教材と質問を使う予定、受検資格、期限を順に確かめましょう。
この記事は2026年10月22日に公式講座ページ・発送/視聴スケジュール・合格特典の条件を確認して作成しました。受講体験や口コミを装ったレビューではなく、公開情報と選び方の整理です。料金・販売状況・条件は変更されるため、申込み前には公式の最新表示をご確認ください。

まず共通の学習範囲を確認し、追加の演習と不動産対策を使うか考えましょう。
学科対策講座 + 実技対策講座 + 過去問集
不足する練習は、自分で補えるか確認
+ 過去問セレクト答練
+ 不動産集中特訓講座

フルとライトの違いを比較|料金・講座・質問・合格特典
| 比較項目 | フル | ライト |
|---|---|---|
| 通常表示価格(税込) | 76,780円 | 49,280円 |
| 学科対策・実技対策・過去問集 | 含む | 含む |
| 過去問セレクト答練 | 含む | 含まない |
| 不動産集中特訓講座 | 含む | 含まない |
| KIKERUKUNの質問上限 | 20回 | 10回 |
| 紙で届く教材 | 4冊(学科・実技・過去問集・答練) | 3冊(学科・実技・過去問集) |
| 不動産集中特訓の教材 | PDF配信。紙の発送なし | カリキュラムに含まない |
| 現行カリキュラムの視聴期限 | 2027年5月31日 | 2027年5月31日 |
| 現行の合格特典 | 条件を満たした場合に対象 | 対象外 |
料金は割引前の表示価格です。質問は無制限ではありません。回数だけでなく、サンプル講義を見て「説明だけで理解できるか」「質問したい内容をまとめられるか」を確認すると比較しやすくなります。
出典:公式2級合格カリキュラム、同ページのフル・ライト発送/視聴スケジュール(確認日:2026年10月22日)。
差額27,500円で何を追加するかを考える
フルで追加される中心は、過去問セレクト答練と不動産集中特訓です。過去問セレクト答練は、公式案内で約130問を本試験の出題形式で扱い、全問に解説講義が付く構成です。文章の解説だけでは計算の途中で止まりやすい人は、まずサンプルで解説の進め方を見てください。
一方、両コースに含まれる過去問集は3回分を収録し、その過去問集自体には講義がありません。「過去問集があるから全問動画解説もある」とは考えず、教材ごとの役割を分けておきましょう。
不動産集中特訓は、不動産分野を集中的に学び直す追加講座です。紙の冊子が1冊増えるわけではなく、公式発送表ではPDF配信とされています。書き込むために印刷したい場合は、自分で印刷する手間や費用も含めて判断できます。
ライトに単科を足す場合の料金を計算する
単科講座も検討しているなら、最初からフルにする場合との差を比べられます。下表は2026年10月22日の通常表示価格をそのまま足した編集部の計算で、割引・将来の価格変更・教材の重複調整は含みません。
| 買い方の例 | 単純合計(税込) | フル76,780円との比較 |
|---|---|---|
| ライトのみ | 49,280円 | 27,500円低い |
| ライト+過去問セレクト答練21,780円 | 71,060円 | 5,720円低い |
| ライト+不動産集中特訓11,880円 | 61,160円 | 15,620円低い |
| ライト+上の単科2講座 | 82,940円 | 6,160円高い |
追加講座を両方使うつもりなら、定価の単純合計ではフルが低くなります。ただし、ライトと単科の組合せがフルと同じ質問回数・特典対象になるという意味ではありません。質問や特典の扱い、後からの変更可否は購入前に公式へ確認してください。
反対に、必要なのが答練だけなら、合計金額だけを見てフル一択にはなりません。追加10回の質問や不動産対策にも差額を払う価値があるかを考えましょう。単科料金の出典:公式FP講座一覧(確認日:2026年10月22日)。
紙教材とデジタル教材を使う場面を分ける
ライトは学科・実技・過去問集の紙3冊、フルはさらに答練が加わる紙4冊という違いがあります。外出先は画面で確認し、机では紙に計算過程を書きたい、といった使い分けができるかをサンプルで確認しましょう。
学科の問題演習にはTOKERUKUNも案内されています。ただし対象は学科問題で、カリキュラムの過去問集からのピックアップです。実技の計算練習まで全て同じサービスで済ませられるとは考えず、実技教材と実際に選ぶ試験科目も確認してください。
公式講座ページはFP協会ときんざいの両方への対応を案内していますが、きんざいの対応実技は「個人資産相談業務」「生保顧客資産相談業務」です。ほかの実技科目を受ける予定なら、対応範囲を先に確認する必要があります。
講義時間だけで学習計画を決めない
公式ではコンパクトな講義を約39時間と紹介しています。ただし、これは合格に必要な総学習時間を保証する数字ではありません。動画を止めて例題を解く時間、計算のやり直し、過去問、質問、受検準備は別に確保しましょう。
選ぶ前の確認例として、サンプルの計算問題を1つ見て、解説を閉じて解き直してください。「用語の理解で止まる」「式を立てる部分で止まる」「入力や計算で間違える」を分けると、講義の追加、質問、演習のどれが必要かを考えやすくなります。これは教材の使い方の提案で、受講者の合格体験ではありません。
- 基本講義を見た後、翌日には解説を閉じて同じ型の問題を解き直す。
- 間違いは科目別にメモし、同じ原因なら1つの質問に整理する。
- 質問回数を使い切る前に、残る苦手分野と期限を見直す。
- 実技は自分が申し込む業務の問題で練習する。
販売・視聴・試験・特典の期限は別に確認する
| 期限の種類 | 現行の案内・確認点 |
|---|---|
| 対象とする試験期間 | 2026年6月〜2027年5月試験合格目標 |
| 講座の販売期限 | 2027年5月18日まで |
| 動画の視聴期限 | 2027年5月31日(公式のフル・ライト発送表) |
| 合格特典の申請期限 | 2027年7月18日23:59まで(フルの対象者・条件あり) |
| 試験そのものの申込み・実施日 | 講座申込みとは別。実施団体の最新案内と空き状況を確認 |
購入日から一律1年間見られるという案内ではありません。遅い時期に申し込むほど視聴できる期間は短くなるため、自分の受検予定日と照らし合わせましょう。販売期限まで買えることと、その時点から余裕を持って学習できることは別です。
公式発送表:フルのスケジュールPDF/ライトのスケジュールPDF(確認日:2026年10月22日)。
合格特典はフル限定|返金額と提出条件を読む
現行の合格特典は対象年度のフル購入者が対象で、ライトと単科講座は対象外です。視聴期限内に実施されるFP2級試験への合格に加え、所定の申請と提出が必要です。
| 特典 | 主な提出・参加条件 | 金額の読み方 |
|---|---|---|
| 支払金額全額返金と案内される特典 | 合格通知書データ・合格体験記・合格者インタビューへの出演 | 購入した対象商品の税抜価格が基準。セール時はセールの税抜価格。源泉所得税控除後の支払い |
| お祝い金1万円と案内される特典 | 合格通知書データ・合格体験記 | 原稿料10,000円から源泉所得税1,021円を控除し、8,979円分をAmazonギフト券で支払う案内 |
特典は商品の売買契約を取り消して払戻すものではなく、体験記・インタビュー等への原稿料または講演料として扱われます。税込の購入代金がそのまま戻ると見込んで予算を決めないでください。
また、実名の公表や、体験記・写真・映像の広告媒体等への利用条件があります。特典受領後に使用停止を希望する場合は受領額の返還に加え、事務手数料30,000円(税別)等が必要になる案内です。5万円以上の特典等では本人からのマイナンバーカード写しの提出も求められます。申請するかは、公開範囲や個人情報の提出条件まで読んで判断してください。
出典:公式FP合格特典の対象・条件・注意事項(確認日:2026年10月22日)。ここで挙げたのは主な条件です。特典を受けられることを保証するものではありません。
受講前にFP2級の受検資格を確認する
講座を受けられることと、FP2級を受検できることは別です。日本FP協会の試験要綱では、3級FP技能検定合格、FP業務で2年以上の実務経験、AFP認定研修修了、旧金融渉外技能審査3級合格など、所定の受検資格のいずれかを満たす必要があります。
3級に合格しておらず実務経験もない場合は、3級から進む方法やAFP認定研修の修了を含む方法などを、協会の最新案内で確認しましょう。この2級講座を購入するだけで受検資格が得られる、AFP登録までできるとは判断しないでください。
根拠:日本FP協会・2級/3級試験要綱、AFP認定研修について(確認日:2026年10月22日)。3級の学習を検討している方は、公式の3級総合講義の内容も別に確認できます。
自分に合うコースを選ぶためのチェックリスト
| 自分の状況 | 比較するときの考え方 |
|---|---|
| 基礎講義と過去問集を使い、自力で復習できる | まずライトの内容が足りるかを確認する |
| 文章の解説だけでは計算過程を追えない | 答練のサンプルを確認し、フルまたは必要な単科を比較する |
| 不動産が苦手で集中的に学びたい | 不動産特訓の内容とPDF教材の使いやすさを確認する |
| 質問が多くなりそう | 10回と20回の差に加え、質問対象と利用方法を確認する |
| 特典がないと予算を超える | まず支払い可能な金額内で選び直す。特典を受けられる前提にしない |
| 受検資格や試験科目が決まっていない | 購入より先に受検資格・対応科目を確認する |
申し込む前は、①受検資格、②実技科目、③サンプルの分かりやすさ、④視聴期限までの学習予定、⑤特典を除いた予算の順で確認すると整理できます。自分に必要な教材が決まってから、割引の対象や併用条件を見ましょう。
よくある質問
フルとライトの価格差はいくらですか?
2026年10月22日の通常表示価格では税込27,500円です。割引適用後の差は利用条件で変わるため、申込み画面で確認してください。
ライトでも合格特典を受けられますか?
現行の2026年6月〜2027年5月向けでは、ライトと単科は対象外です。フルも合格だけで自動適用されるわけではありません。
全ての教材が紙で届きますか?
いいえ。フルの不動産集中特訓はPDF配信で、紙の発送はありません。発送表で教材別に確認してください。
3級に合格していなくても2級を受けられますか?
2年以上のFP実務経験やAFP認定研修修了など、ほかの所定要件を満たせば受検できる場合があります。3級未合格だけで一律に不可とも、講座購入だけで可とも判断せず、試験要綱を確認してください。
資格選びから見直したい人へ
まだ簿記2級とFPのどちらへ進むか迷う場合は、簿記3級の次に取る資格とFPとの相性で目的を整理できます。ほかの国家資格も含めて考えたい場合は、国家資格の比較・選び方も参照してください。

